SSブログ

2021秋・小豆島ツーリング [ツーリング]

令和3年11月13日(土)小豆島パンフレット20211119.jpg
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、香川県の小豆島までツーリングしてきました。
小豆島といえば素麺とオリーブと醤油。
そして映画【二十四の瞳】。
どれも誰もが知る小豆島を代表するものです。
先に小さな島と言いましたが、廻ってみると意外にも雄大な景色がありました。
瀬戸内海のおいしい食事も、紅葉も楽しみです。

お盆に三泊四日の能登飛騨ツーリングからもどり、落ち着きを取り戻した9月、備前市に単身赴任中の高校時代の同級生J(以後Jアニョ)からバイクを買うと連絡がありました。
以前から、自分のツーリング話をよくしていて、前回の能登飛騨ツーリングはグループラインでも実況中継してたので、ついに乗りたい衝動が避けられなくなったのか。
おそらく30数年ぶりにバイクに乗るはず。還暦を目前にしてJアニョとバイク旅ができることが素直に嬉しかったです。
そんな初心者に近いJアニョに合わせて選んだのが小豆島です。


 

計画を立ててると、小豆島は小さな島なのに見るところがいっぱいの島であることが解った。
そこで、島に最大限居るべくフェリーを始発(8:00)~最終(18:00)に乗船することにした。
せっかくの旅が満車で行けなくなるのは困るので切符は事前に予約しました。
マップ上でいろいろ計画してみると、小さな島なので十分時間はあると高を括っていたのだが・・・。

計画は出だしからからとん挫することになりました。
朝8時のフェリーに乗船するには予約の場合30分前には乗り場で待機しなくてはいけないので、夜に出発して前日から泊りで乗り込む計画だったのに、仕事の都合上当日フェリー乗り場に集合になった。
朝5時出は天気よくて放射冷却と相まって、めちゃ寒かったー。なんとか7時半ギリギリ日生港に到着。同級生Jアニョと愛車CB400に対面した。アニョとは半年ぶりの再開です。
両備小豆島フェリーグループ
IMG20211113074833.jpg

フェリーは定刻通り8時に出航。
IMG20211113080007.jpg    IMG20211113085709.jpg
キャビンは広く明るいが、ソーシャルディスタンスの為半分は座れない。
暫くするとカモメの大群が湧いてきた。まさにヒッチコック映画の【鳥】状態。
DSC00985.jpg
今回のツーリングプランを話しながら、ゆったりとクルージング。
DSC00987.jpg
島に近づくにつれ、イメージしていた小豆島とは違うと感じ始めました。
海から見る小豆島は想像したよりも山が高く海にせり出してる。
ワインディングロード楽しめるかも。嬉しい誤算です。

1時間で小豆島大部港に到着。
フェリーを降りて地図を確認していると、我々より少し上くらいのHarley乗りの方が近づいてきた。
この人は確か乗船一番乗りの方。小豆島のパンフレットをJアニョと俺に手渡してくれた。
ページトップの写真がその時のパンフレットです。
どうやら俺たちは人違いだったみたいだけど、これも旅の思い出として、大切に記憶に留めておこう。
Jアニョはその後このパンフレットを大切に使って、行った先のルートをペンでなぞっていました。
最近お気に入りのミュージック(松山千春:この道寄り道回り道)スタート。若いころは何も思わなかったけど、なぜかこのところ胸に響く。ツーリング中に聴くのはもっぱら青春時代聴いてた曲ばかり。また機会がありましたら他の曲も紹介したいと思います。

では小豆島ツーリング参りましょうか。

まずは5km程先の道の駅大阪城残石記念公園へ。
Jアニョの走りをミラーで確認しながら少しずつペースアップ。

DSC00990.jpg

IMG20211113092422.jpg    DSC00991.jpg
トイレへ行ったはずのJあにょが15分待っても帰ってこないので、腹でもこわしたのかなと思い、近くのベンチで様子を伺っている。いくらなんでも遅すぎる。
すると突然隣の展示室からJアニョがひょっこり現れて、販売場で買ったというみかんをくれた。
思わず笑って突っ込みたくなる状況を抑えた。結局自分は見学もそこそこに次へと移動した。

次の目的地は重岩(かさねいわ)
駐車場が山の上にあってそこまでの道のりが狭く曲がりくねった急こう配で足がとどかない自分はめちゃ怖かったです。
IMG20211113102130.jpg

IMG20211113102545.jpg        IMG20211113102907.jpg
長い階段を上っていきます。最後はトレッキングです。
到着しました。不思議な光景です。
DSC00992.jpg
それにしても瀬戸内海の景色が素晴らしい。
DSC00999.jpg
手前が小豊島。奥が豊島です。ちょうどフェリーが2隻重なって通って行きました。
DSC01004.jpg
瀬戸内海を見ていると、故郷の奄美大島を思い出します。

次に向かったのはエンジェルロードです。
下調べによると、エンジェルロードと呼ばれる海の中道が現れるのは今日の干潮12:00の前後2時間程。11時過ぎに到着したので、すでに完全陸地化していました。
IMG20211113111501.jpg
心配はしてたんですが、少し潮が引きすぎてあまり趣がよくなかった・・・。
人気の観光スポットだけあって、観光客は多かったけどガードマンが多く配置されてて、解りやすかったです。
ここまでの道は海を右手に海岸線を走るルートでした。朝の寒さを忘れて暖かい日差しの中を走り抜けました。

11:30、予約していないのとこれから向かう先によさそうなお店が探せなかったため、早めの昼食を取ることにした。
ネットで小豆島中探して、ようやくいきついたのが『助さん』っていうお寿司屋さん。
ちょうどエンジェルロードからも近い。
駐車場はほぼ満車状態で、やはり予約しておくべきだったかと不安がよぎった。
お店に入ると、カウンターは既にいっぱい。テーブル席も予約の準備がしてある。
予約していない俺たちに店主はカウンター席の奥の席をあけてくれました。
DSC01014.jpg

DSC01011.jpg
店主のお勧めを注文して、出てきたのがこれです。税抜き1300円でした。
味はもちろんのこと、ボリュームもあって大満足でした。
駐車場でJアニョにヘルメットを交換しようと提案。
スマホのアマゾンミュージックをスタート。こっちはスマホのナビを見ながら走り、音声はJアニョのヘルメットから流れる感じです。気に入ったようで、家に着くまでヘルメットはそのままでした。

次の目的地は小豆島大観音仏歯寺
遠くから見えたので行ってみることにしました。ここからは山の方に向かっていきます。
DSC01016.jpg

DSC01015.jpg
ここは閑散としてて、無人でした。来なくてもよかった場所。遠くで見ている方がよかったです。

次に向かったのは、中山千枚田中山農村歌舞伎舞台
IMG20211113134413.jpg
IMG20211113133306.jpg    IMG20211113133301.jpg
棚田は完全にシーズンオフでした。

次に行ったのは小豆島オリーブ公園ギリシャ風車
DSC01020.jpg

DSC01021.jpg
風車の前で箒に乗って飛んだ瞬間に写真を撮る人が多かったです。
DSC01026.jpg
一回りして帰ってきたら、自分たちのバイクがシャトルバスの駐車の邪魔していて、運転手に平謝りでした。

次に廻ったのが今回一押しの寒霞渓です。
麓からの道がよかったです。
ロープウェイ発着場は観光客でいっぱい。駐車場も満杯でしたが、そこは二輪、ガードマンさんの誘導でベストの場所まで上がっていけました。寒霞渓ロープウェイ紅雲亭駅
DSC01029.jpg

寒霞渓まではロープウェイで上がっていきます。
DSC01032.jpg
途中の紅葉は最高に良かったです。こんな小さな島なのに雄大な景色が見れられる。
DSC01045.jpg

IMG20211113152655.jpg
DSC01040.jpg
素晴らしい眺望でした。
ここまではバイクで上がって来れますが、帰りにここからの夕陽を見る計画があったので、あえてロープウェイにしました。でも上がってくる途中の綺麗な風景も見れてロープウェイにしてよかったです。
この時まではもう一度上がって綺麗な夕日を見に来れると思っていましたが・・・。

さてさて旅はまだまだ続きます。
次の行先は岬の分教場・二十四の瞳館
約15km。この日最長距離25分ほどで着きます。途中、小豆島特産の醤油工場の横を通り抜けた時醤油のいい香りがしました。
実はこの時点で、寒霞渓から見るはずの夕陽に間に合わないことを薄々感じてました。
走っていても気が気じゃない。頭の中ではずーっと逆算。
4時過ぎ、岬の分教場に着くと陽は既に傾いて肌寒い。西に低くなった陽を見て諦めました。

DSC01055.jpg

DSC01054.jpg

IMG20211113161942.jpg岬の分教場は映画二十四の瞳のロケ地。子供の頃に見た記憶がありました。
ここでJアニョが醬油アイスを食べると言い出して、2人で凍えながら食べました。
意外と美味しかったです。

DSC01053.jpg

帰りは防寒対策をして港まで向かいました。
DSC01060.jpgDSC01056.jpg
途中夕陽をバックに写真を撮り、フェリー乗り場に着いたのは予定の五分前の5:45。
まーまー予定通りです。寒霞渓に登ってたら間に合っていません。
バイクはフェリーに乗ると輪止めして、こんな風にロープを掛けられます。
気になる人は気なるかもしれませんね。
IMG20211113175235.jpg

下船して、燃費計算の為にガソリン入れて、帰り道沿いのスーパーに立ち寄り夕食を買いJアニョの住まいまで直行。
この夜は一晩中高校時代の話で盛り上がりました。そして次は何処へ行こうかと話が尽きません。


小豆島ツーリングの全コース


本日の経費と走行距離(小豆島ツーリングのみ)
燃料費¥746走行距離105km
カーフェリー(往復)¥4550大型+1人
ロープウェイ(往復)¥1890
昼食¥1430
その他¥610
合計¥9226



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:バイク

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。